
私達家族は、ヒトもイヌも雪道を歩くのが好きだ。とりわけ新雪の上を歩くのがヒトは好きだ。
あの感触と音で何かココロが弾んでくる。歩きにくいと避けるより、進んで雪の中に突っ込んでいく。
そんな飼い主のココロが反映するのか、とりわけ凛太郎は幼犬の頃から、この飼い主の狂態を知っているので一緒になって楽しんでくれる。
伊賀に住まいする前に住んでいた京都市や大津市では長屋やアパートであったこともあり、大雪はスキー場くらいでしか体験していなかったヒトであった。伊賀の住まいには自分だけの広い庭があり、ちょうど働いていなかった時でもあったので(あるいはパートが休みだったか?そのへんの記憶は曖昧)そこに積もった長靴がはまるほどの新雪に狂気し、両手を広げ大の字になって雪の上に倒れこみ、自分のカタチの後をあっちにこっちにとつけたり、足跡を残したり、それをデジカメで撮影するなど、50歳近いオバサンが塀で囲まれた庭で誰にも見られていないことを良いことにウキウキと狂態を演じていたのだ。
凛太郎にとっての初雪初体験は狂気する飼い主と共にあった。そしてその狂気に感染したかのように、埋まりながらも嬉しそうに飛び跳ねていた。
そういう過去を持つ一人と一匹に新たに加わった1匹のハクは、放浪時は伊賀市は青山リゾート付近の溶けない雪山の中で凍えるような夜を一人で過ごしていただろうから、また思いは違うのだろうけど、家族になった今は、やはり飼い主の狂気が伝染しているのでは、、、と勝手に思っている。
裏庭で、ハクはイヌラッセル車となり、道を開拓してくれる。犬は喜び庭駆け回りをカラダで表している。そしてヒトはハクが作った道を踏み固め、後に続く凛太郎が沈まないようにと道を強固なものにする。
新雪は獣の足あとも目立ち、ニオイも残っているから、それはそれでワンズとして興味深いこともあるのだろう。足跡があれば鼻をつっこみ、気が済むまでニオイをかいでいる。
午前中はほんの少しの散歩で「行った」という実績だけを残し、後は雪かきに精を出し、昼食後3時前から散歩に出かけた。
あの感触と音で何かココロが弾んでくる。歩きにくいと避けるより、進んで雪の中に突っ込んでいく。
そんな飼い主のココロが反映するのか、とりわけ凛太郎は幼犬の頃から、この飼い主の狂態を知っているので一緒になって楽しんでくれる。
伊賀に住まいする前に住んでいた京都市や大津市では長屋やアパートであったこともあり、大雪はスキー場くらいでしか体験していなかったヒトであった。伊賀の住まいには自分だけの広い庭があり、ちょうど働いていなかった時でもあったので(あるいはパートが休みだったか?そのへんの記憶は曖昧)そこに積もった長靴がはまるほどの新雪に狂気し、両手を広げ大の字になって雪の上に倒れこみ、自分のカタチの後をあっちにこっちにとつけたり、足跡を残したり、それをデジカメで撮影するなど、50歳近いオバサンが塀で囲まれた庭で誰にも見られていないことを良いことにウキウキと狂態を演じていたのだ。
凛太郎にとっての初雪初体験は狂気する飼い主と共にあった。そしてその狂気に感染したかのように、埋まりながらも嬉しそうに飛び跳ねていた。
そういう過去を持つ一人と一匹に新たに加わった1匹のハクは、放浪時は伊賀市は青山リゾート付近の溶けない雪山の中で凍えるような夜を一人で過ごしていただろうから、また思いは違うのだろうけど、家族になった今は、やはり飼い主の狂気が伝染しているのでは、、、と勝手に思っている。
裏庭で、ハクはイヌラッセル車となり、道を開拓してくれる。犬は喜び庭駆け回りをカラダで表している。そしてヒトはハクが作った道を踏み固め、後に続く凛太郎が沈まないようにと道を強固なものにする。
新雪は獣の足あとも目立ち、ニオイも残っているから、それはそれでワンズとして興味深いこともあるのだろう。足跡があれば鼻をつっこみ、気が済むまでニオイをかいでいる。
午前中はほんの少しの散歩で「行った」という実績だけを残し、後は雪かきに精を出し、昼食後3時前から散歩に出かけた。